9月全体研修「ボディメカニクス~腰痛予防~」
2021年9月9日
こんにちは!サービス提供責任者のY.Iです!
介護をするうえで悩みになりやすい『腰痛』は、一度なってしまうとなかなか治りづらくて辛いですよね。
「介護をしていたら腰痛になるのは仕方ない」そんな風に思っていませんか?
確かに、介護のプロである介護士でも腰痛の悩みを抱えている方は多くいます。その一方で長く介護に携わっていても腰痛にならない方もいるのです。
介護のなかでも腰に負担がかかりやすい姿勢と動作は以下の4つです。
・前かがみ・中腰(おむつ交換・体位交換など)
・腰のひねり(食事・入浴の介助など)
・長時間同じ体勢(入浴介助など)
・持ち上げる(起き上がり・移乗介助など)
また、特に腰痛が起こりやすい作業は以下の2つです。
・入浴介助
・移乗介助
この様に介護では腰痛の原因となる作業が多くありますが、以下の様に姿勢や動きを意識することで腰痛のリスクを減らすことができます。
・両足を肩幅に開き、重心を垂直に落とす
・移乗は「持ち上げる」のではなく「スライドさせる」
ボディメカニクスとは、人間本来の身体の機能(身体力学)を使って、最小限の力で、介護される方を動かしたり、支えたりすることのできる介護技術です。
まだ20代の私も少し意識するだけでこれだけ介護が楽になるのかと驚いています。
皆様もぜひ普段の家事や育児など腰に負担のかかる作業時に試してみてください。