居宅介護支援
- 「要介護」と「要支援」の違いは?
- 「要介護」とは、入浴、排泄、食事等の日常生活動作について常時介護を要すると見込まれる状態のことをいい、「要支援」とは、現在は介護の必要が無いものの、将来要介護状態になる恐れがあり、家事や日常生活に支援が必要な状態をいいます。
- 認定調査員にはどんなことを聞かれるの?
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介護を受けるご本人の心身の状態を 74 項目にわたって聞き取りします。調査するのは 「できる」「できない」の 2 択だけではなく、例えば、寝返りと歩行では「何かにつかまらないでできる」や、座位保持では、「自分の手で支えればできる」「支えてもらえればできる」等、より詳細な内容を聞き取ろうとします。こうした細かい情報を正しく伝えることができないと、実際の状態と違った判定が出てしまう可能性があります。本人が調査員にうまく伝えることができない場合もあるため、できるだけ日々介護している家族などが付き添うようにしましょう。
※参考資料を添付する「認定調査票」
- ケアマネジャーの利用料はいくらですか?
- 料金はかかりません。ケアマネージャーの利用料は、全額介護保険から給付されますので、自己負担はありません。
- 車いすはどうやったら借りれますか?
- 車椅子のレンタルは、要介護 2~要介護 5 までの方がサービスを受けることができるようになっています。原則、要支援者および要介護1の方はサービスを利用することはできませんが、歩行が困難等の理由でレンタルが可能となる場合もあります。こちらから福祉用具の会社をご紹介することも可能です。気軽にご相談ください。
- リハビリはどうやったらできますか?
- 要介護認定を受けている「要支援1~2、要介護1~5」までのすべての人が利用できます。介護保険では、施設に通い利用するサービスと、ご本人様の自宅に理学療法士などが訪問する訪問リハビリという介護サービスがあります。こちらから施設や事業所をご紹介することも可能です。気軽にご相談ください。
- 担当のケアマネジャーが嫌になったら新しいケアマネジャーに変えられますか?
- 利用者本人や家族の希望によってはいつでも変更が可能です。また変更に際して、手続き料金がかかるということもありません。ケアマネジャーの変更を希望する理由については、特に問われることもありません。たとえ個人的な感情によるものであっても、拒否されることはないので安心して希望を伝えましょう。
- 一度組み立てたケアプランの内容を途中でやめたり変えたりできますか?
- サービスの中止や変更は可能です。ケアプランというのは、本人がどうしたいのか、ご家族がどうしたいのかを聞き取って、折り合いをつけながら納得の上で組み立てていくのが本来の形です。ケアプランの内容によっては、暮らし方そのものが変わってくるかもしれません。些細なことでも「どうしたいのか」「そのために何が必要なのか」を、ケアマネジャーと納得いくまで話し合いましょう。
- 入所施設は探してもらえますか?
- 介護保険による介護サービスを受けていらっしゃれば、責任をもってご本人様の希望に沿った施設をご紹介します。入院された場合など医療保険でのサービスを受けられている場合は、入院先の医療ソーシャルワーカーが施設の紹介を行います。